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第1回

2010年4月13日(水)

講師:舛添要一さん

テーマ:世界の中の日本

プロフィール

参議院議員、新党改革代表、元東京大学教養学部助教授
「朝まで生テレビ」「サンデープロジェクト」などに出演して論理的でかつ先鋭的な討論スタイルで一世を風靡した。このため、湾岸戦争、リクルート事件、オウム真理教事件など国内外の政治経済から広く文化、社会問題まで論じる知的タレントの代表格となる。
2001年の参院選挙では、比例区で158万8262票を獲得してトップ当選を果たす。2007年には安倍晋三内閣で厚生労働大臣となり、年金問題に取り組み、国民から高い評価を受ける。福田内閣、麻生内閣においても厚生労働大臣を歴任した。
現在でも首相になって欲しい人物のアンケートでは常に上位にランクされている。
また、7年に渡る実母の遠距離介護について書いた『母に襁褓をあてるとき』がベストセラーとなる。

写真:講義風景

撮影/島誠

講義内容ダイジェスト

外国語習得の必要性/日本は江戸時代はオランダに学び、明治維新後にはフランスやドイツに学び、第2次世界大戦後はアメリカに学んだ。そして、その文化を取り入れながら独立を守り、発展してきたんです。その時に大切だったのは語学です。語学を習得することで知識を得てきた。現在、世界で一番勢いのある国は中国です。ですから、これからは中国語を学んでほしいですね。
読書で人間形成をしよう/読書することが大学生として学び、そして社会人となっていくみなさんには大切ですね。特に古典を読んでください。お奨めするのはシェークスピア、夏目漱石、ギリシャ悲劇です。シェークスピアは人間の本質を書き著しているんです。人間のなんたるかを知るには最高の教材です。ギリシャ悲劇も人間関係を知るにはもってこいです。どちらも翻訳本があるので、気軽に読めるはずです。また、日本文学なら夏目漱石が人間研究には最適でしょう。そして本を読む時に読書ノートを付けてほしんです。読んだ時にもメモをすれば心に残りますが、それを何年か経って見直すのも役立つものです。
外向きになろう/震災があったり、経済が厳しくなって、内向きになっていく人が多くなっています。でも、学生時代はできるだけ外の世界に目を向け、できれば短期間でもいいから海外に行ってください。得るものは多いはずです。

第2回

2011年5月18日(水)

講師:武田美保さん

テーマ:夢を追いかけて

プロフィール

女子シンクロナイズドスイミング元日本代表 オリンピックメダリスト
三重県知事夫人

5歳から水泳を始め、7歳でシンクロナイズドスイミングに転向。13歳で生涯の師、井村雅代・現シンクロナイズドスイミング中国代表監督に出会う。17歳で日本代表に選出。以後、日本のシンクロナイズドスイミングのエースとしてアトランタ、シドニー、アテネの3つのオリンピックで、銀・銅・合わせて五つのメダルを獲得。現在はシンクロナイズドスイミングでキッズの指導などに携わるほか、ピラティスインストラクターとしても活動する。夫は鈴木英敬三重県知事。

写真:講義風景

撮影/島誠

講義内容ダイジェスト

限界を突破/私は5歳から水泳を始めましたが、まったく目立たない子でした。7歳で出会ったシンクロが私の人生を変えてくれたのです。でも、そのきっかけは些細なものでした。練習の初日に行った練習でコーチに「美保ちゃんが一番できてたね」ってほめられたんです。そこで私は「シンクロ、好きやー」って、のめり込んでいったのです。そして大胆にも好きになったシンクロでオリンピックに出るという目標を立てたのです。次の試合で勝つには誰と誰を練習で追い抜けばいいのか、なんて考えて綿密に、練習に打ち込みました。好きだからこそ、研究もできるし、限界も超えられる。みなさんも好きなことを見つけて、あきらめずに夢を追いかけてください。
怒られているうちが花/13歳から本格的に井村雅代コーチに指導していただくことになりました。井村先生は当時から有名なコーチで、憧れの存在でもありました。でも、怖い。めちゃめちゃ怖い。しかも厳しい! その厳しい指導に音をあげ、母親に愚痴を漏らしたのです。すると母は「怒られるうちが華」というではありませんか。しかも母はその言葉を心から言っていると知ったのです。見込みのない人には誰も起こってくれません。皆さんも「怒られるうちが華」と思って、めげずに、いろいろなことに取り組んでください。

第3回

2011年6月1日(水)

講師:相原茂さん、北川えりさん、泉京鹿さん

テーマ:中国語を学んで拓ける世界

プロフィール

相原茂さん/中国語コミュニケーション協会代表 TECC(Test of Communicative Chainese)を創始 元お茶の水大学教授 NHK教育「中国語会話」元講師
東京教育大学修士課程修了。中国語学専攻。明治大学やお茶の水女子大学で教鞭をとった、日本を代表する中国語教育者。中国語に関する著書は多数に渡る。また、お笑いをこよなく愛し、「中国語会話」でもユーモアあふれるレッスンを披露した。
北川えりさん/タレント 2003年ANA中国観光親善大使 NHK教育「中国語会話」元アシスタント
「中国語会話」相原さんと出会い、中国語に魅了され、北京へ短期の語学留学をするなど、中国に傾倒していく。
泉京鹿さん/翻訳家
1994年から北京大学に留学、卒業後は日系広告代理店勤務などを経て、現在、人気翻訳家として活躍。 中国の学生や若い女性に絶大なファン層を持つ作家“アニー・ベイビー”の小説「さよなら、ビビアン」や話題の書、「兄弟(上下)」などを翻訳。

写真:講義風景

撮影/島誠

講義内容ダイジェスト

中国語は楽しい/世界の4分の1近くの人が話す言語が中国語です。しかも中国語で使われる文字は漢字を簡略化した簡体字です。ですから、日本人は、非漢字圏の人たちよりもずっと簡単に中国語を学べるのです。だから、怖がらずにチャレンジしてください。でも、同じ漢字を使っても意味の異なるものもあるので、要注意。中国人が銭湯ののれんにある「湯」の文字を見るとスープを売っている店だと思ってしまいます。でも、そんな違いも中国語を学ぶ楽しみの一つなのです(相原さん)。
中国人と日本人の違い/「実証する」中国と「信用する」日本。ここに文化的な大きな違いがあります。中国人からすると、自分が作った履歴書を提出することなど、何の意味もありません。誰もその履歴書が正しいと証明してくれないからです。でも、日本人はほとんどの場合、本人が書いた履歴書を信じています。こんなことを念頭に置いていると、日本と中国の違いが分かり、中国の人たちと付き合っていくためのヒントになります(相原さん)。
いろんな顔を持つ国/中国へ行くのが大好きなんですが、その大きな理由は訪れる度に違った面がみられるという点です。もう何度も行っていますが、その都度、新鮮な発見をします。中国語を身につければ、もっと違った面を見つけられるかもしれません。だから皆さんも中国語にチャレンジしてください(北川さん)
まだまだ市場がある/実は中国では日本の小説やマンガ、テレビが多く見られています。でも、そのマーケットを上手に利用している人はあまり見かけません。また、中国の小説には面白いものがたくさんあるのですが、それを紹介する人も日本にはあまり多くありません。学生の皆さんが一流になるチャンスは中国や中国語を学ぶことでたくさん訪れるはずです。同業者が増えても構いません。皆さん、トライしてみてください(泉京鹿さん)。

第4回

2011年6月8日(水)

講師:326(ミツル・ナカムラミツル)さん

テーマ:信じた道を歩いていく

プロフィール

イラストレーター
佐賀県出身。幼稚園時代からイラストを描き始める。九州の若者に圧倒的支持を集め、地元NHKが1997年に彼のドキュメンタリ―を制作。オンエアと同時に時代を席巻する。イラスト、詩、小説、絵本、音楽ジャケットデザイン、パッケージデザイン、作詞、CD出版、音楽プロデュース、ゲームヴィジュアルのプロデューサー、時にキャスターなどの顔を持つスパーマルチアーティスト。こころのコミュニケーションをあらゆる表現で体現している。

写真:講義風景

撮影/島誠

講義内容ダイジェスト

好きなことは仕事にしよう/よく大人は「好きなことを仕事にしたらつまらない」なんて言います。でも、僕はそれは嘘だと思っているんです。だって、好きなことだったら、無理難題を言われても、何とかしようって思えるじゃないですか。それに仕事だったら、好きなことをずっとやっていても誰からも文句を言われない。だから、好きなことをとことん突き詰めてください。
「弱」に隠された意味/弱いっていう字を見てほしんです。よく見ると下の方に「羽」があるでしょ。今は弱いかもしれないけれど、でも実は弱いってことはダメなことじゃなく、羽ばたける翼をもっているっていうことなんです。だから弱い自分に負けちゃうんじゃなく、飛び立てる力を持っているんだって考えてみましょう。弱虫にだって羽は生えてるんだ!