あしたのあなたへ

武蔵野学院大学国際コミュニケーション学部 Helen Northeast専任講師

 Go for your goal!

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夢をもつということ

 カナダの大学で教鞭をとっていた私は、サバティカルイヤー(大学などの研究機関で一定の年限、在職した者に対して与えられる使途目的の制限がない長期休暇)を利用して日本へ来ました。日本は私にとっては想像以上に素晴らしい国でした。すべてが機能的に動いており、それにもかかわらず人々は親切で、安全で、私は日本で教職につくことにしました。

 カナダの大学生と日本の大学生を見てきた私が受けた印象としては、カナダの学生の方がより自立しており、自分の意見を周囲にわからせようとするというものです。これはカナダと日本の社会の違いに由来する部分も多いのではないかと思われます。欧米では自己主張することが求められます。しかし、日本では自己主張よりも周囲と調和することを求められることが多いです。

 しかし、20年以上、日本に住んでみて、日本人が自我を持っていないとも思いませんし、自己主張をしないとも思えません。表現の仕方が違うだけだと思います。

 ですから、日本の大学生やこれから大学を目指す受験生の皆さんには、変な劣等感を持ってほしくないのです。欧米の若者に比べても、むしろ日本の学生・生徒の方が、自分の思いを粘り強く実現する力があると思っています。そのためには何よりも夢を持つことが大切です。夢とは自分がなりたい姿と言い換えてもいいでしょう。10代後半から20代前半の若者にとって、自分がなりたい姿=Goalです。そして私や同僚の教職員たちは、学生たちの夢探しとその実現を手助けしていきたいと思っています。

 夢は皆さんに力を与えてくれます。夢を実現することは自己実現であり、自分を確立する助けになってくれます。夢を語ることが自己主張にもつながります。大学の4年間という時間は、夢を探し、その実現の方法を探すには十分な時間だと思います。

最後に皆さんにこんな言葉を送りたいと思います。

 「No dream,No goal!」