第2回コラボレーション講座を開催しました
お知らせ
コラボレーション講座第2回となる5月31日(土)の講座は、武蔵野学院大学准教授カーズ・バーバラ先生による「動物文化の万華鏡:日本から世界へ」、武蔵野短期大学准教授石井友恵先生による「香りと感覚の科学」の2コマが行われました。
1限の講義は、身近な動物に関するクイズから始まりました。人間にとって動物とはどのような存在なのかについての解説では、日本における動物の扱われ方の確認とあわせて、その動物が海外ではどのように扱われているのかが比較されました。同じ動物でも、文化や宗教によって扱いが異なることに驚いた受講生も多かったようです。また、神話などに登場する神獣や幻獣などについても話が及び、受講生は様々な国でその国の文化を反映した動物のイメージがあることを学びました。
2限の講義は香りについてです。アロマという言葉を知っていても、その正確な意味や人間の嗅覚の仕組みについては初めて知ったという受講生も多かったようです。講義では、実際に試香紙で5種類の香りをかいでみて、香りを表現するワークを実施しました。また、配られた香りを表す言葉を考えて、自分と同じ香りを持っている人を探すグループワークを通して、香りを言葉で表現することの楽しさや難しさを実感したようです。最後には
、生活の中での香りの活用方法なども紹介されました。今回の講義では、身近な「動物」というテーマや、「嗅覚」という感覚を学問として学ぶことで、受講生の皆さんにとって新鮮な発見があったのではないでしょうか。