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第5回コラボレーション講座を開催しました

お知らせ

第5回のコラボレーション講座1限目は武蔵野学院大学の青木由紀子准教授による「道具と教育の歴史」です。最初の問いかけは、「無人島に一つ持っていくものは何か」。リアルタイムで受講生みんなの回答がスライドに共有されていきます。身の回りにある「モノ」が自分にとってどのような意味を持つのかを考えさせられます。授業では100万年以上前の人にとって「大事なもの」から、現代の私たちに不可欠のデジタルメディアまで道具の発展が示されました。続いて、自分たちの生活がどのようになっているか「1日の時間の使い方」を図に書き込みながら、本当に大事にしたいものを大事にできているのかを考えました。

高度に発展した「道具」に囲まれている現代の私たちにとって、その「道具」に使われるのではなく、「道具を使う」能力が重要だと思わされる授業でした。

2限目は武蔵野短期大学の小山一馬教授による「絵本にある貼り絵をヒントにコラージュを作成しよう!!」の授業です。最初に、代表的な絵本と実際のコラージュ作品がスライドに映し出されると、受講生は興味深く見入っていました。また、小山先生自身が作成したコラージュ作品が紹介されると、その奇抜な発想に笑いが起きます。いよいよ、用意された素材を選んで受講生がコラージュ作成にチャレンジです。用意されたチラシや雑誌など百種類を超える素材から、使いたいものを選んで作成し、自分の作品に名前を付けて完成させました。最後に、みんなで教室中を動いて他の人の作品を鑑賞します。かわいらしい作品や、大胆な作品、ミステリアスな作品など個性あふれる傑作ができあがりました。