第4回コラボレーション講座を開催しました
お知らせ
コラボレーション第4回の1限は、武蔵野学院大学飯田明美准教授による「日本語を知ろう!」の授業でした。日本人として日本で生まれ育った私たちにとって日本語は母語ですが、外国人にとって日本語は外国語です。
外国語学である日本語を学ぶ外国人にとって、日本語はどんな言語なのかを考えさせられる問いかけが、講師から受講生にクイズ形式で投げかけられます。「きれい」の反対は「きたない」なのに、「部屋はきれいじゃない」が正しいのに対して「部屋はきたないじゃない」は正しい日本ではないのはなぜかなど、外国人が日本語を難しいと感じるポイントを確認していきます。また、同じ単語を使用して異なる意味を持つ文章を作ってみることで「助詞」の働きを学んだり、「これ」「それ」「あれ」などの指示詞の意味を考えたりしました。
さらに、さまざまな感情を表す言葉を使って例文を作るグループワークを通して、日本語では「感情や心理状態は本人しか表現できない」というルールがあることを楽しみながら学びました。日本語を「語学」として捉え、日本語のルールを考える授業は、「当たり前」を改めて考える学びの楽しさを教えてくれました。
2限目は、進路を考えるための授業として、同日に開催されていた武蔵野短期大学のオープンキャンパスに参加しました。子どもの心理学の模擬授業等を受け、学内見学や個別面談の後で学食体験でランチも堪能しました。
コラボレーション講座も折り返しです。後半も頑張りましょう。