第7回コラボレーション講座を開催しました
お知らせ
1限は、武蔵野短期大学の八木浩雄准教授による「保育現場でICT活用するならば…」です。保育の現場でもデジタル機器の使用が進んでいます。事例の中では、子どもたちの活動はもちろん、特に子どもと関わる以外の場面でICTが活用されている様子が見られました。続いて八木先生から、保育現場で使用される保育支援サービスの機能と操作の説明があり、保育者の仕事の場でのICT活用の実際を具体的に学びました。
講座を通して、受講生は保育者の仕事が子供と関わるだけではなくて、多様な業務を含むことを知り、保育という仕事への理解を深めることができました。最後に、多くの業務を抱える保育者にとって、ICTをうまく活用することは、「子どもたちに目を向ける時間」を増やし、「保育の質を向上させる」という効果が期待できるという先生のまとめの言葉に受講生たちは深くうなずいていました。
2限は、武蔵野学院大学講師の桐田敬介先生による「世界を拡げる非言語コミュニケーション」です。講義は、いくつかのグループワークを通して行われました。グループになって、絵と言葉で交互に伝言していくゲームや、グループで輪になって架空のボールをキャッチボールするイメージでやり取りをするゲームなどに受講生は取り組みます。最初は、ルールを理解しようと手探りだった受講生も、だんだんと慣れてきて賑やかになってきます。
さらに、講師から「音楽から連想してください」の指示のみで、身体表現を行う活動では、撮影をしながら大いに盛り上がりました。最後にコミュニケーションとして「言葉」を使わないのに、メッセージを伝えられるのはなぜか、という問題に着目したまとめがあり、受講生たちは、サインなどの非言語的な伝達手段の存在に改めて気付いたようです。
次回(7月19日)はいよいよ最終回です。